2010年12月13日月曜日

チキチキVMX猛レース

少し前の話になりますが当店も昔からお世話になっております、奈良のVMX(ヴィンテージモトクロス)専門ショップ、ホーリーエクイップ主催のチキチキVMX猛レースに参加させていただきました。私は1962年式TRIUMPH TR5SCのデザートレース仕様で参加させていただきました。とても気持ちのいいマウンテンコースでスピードにも乗れ気持ちのいいレースでした。私のライバルといいますと#44の1964年式のCZ250のツインパイプのK園さんやThe Motorcycle Classicsの#195の1955年式のBSA ゴールドスターの宮崎さんでした。エントラントの方に3人ならんでいると60年代にタイムスリップしているようだねとおっしゃっていただきましたが一見しますと年式の近い同類にも見えますが全然違います。CZなどは世界選手権でジョエルロベールなどが活躍したバイクであり60年代を代表する2サイクルのモーターサイクルでありBSAは世界選手権ができる前のヨーロッパ選手権の500ccクラスの雄である。私の持っていったTR5SCは60年代にアメリカで流行っていたスポーツマンデザートスクランブルであり、開拓民であるアメリカ人がどれだけタフであるかを競う競技である。前者の2台はすくなくとも60年代を代表する正統派のモトクロスであるし私のはある意味お味噌的な位置のバイクなのだ。21世紀のVMXシーンはある意味こういった歪で楽しい世界を見れるイベントなんです。私達、提案すべき側の人はこの辺の話も説明して21世紀の遊び方を出口として用意して続けていきたいですね。ホーリーエクイップの皆様、お疲れ様でした。